閉門即是深山 313
謹賀新年!笑門来福!
明けまして、おめでとう御座います!今年も、是非このブログを読んでくださいね、お願い致します!
しかし、日本は面白いと言うか、変と言うか。
昨年は、新天皇がお生まれになって、年号も「令和」となり、新天皇は天照大神に天皇になったことを告げ、国民の平和と安寧をお祈り下さった。その後、直ぐにバチカンからローマ教皇が来て下さり神に日本人や世界の平和と安寧をお祈りくださった。別に不思議は、ないのですよ!「国民の平和と安寧」は、とても大切なことですから。でも、不思議な国です。普通は、宗教戦争が起こっても可笑しく無いのに、両宗教の長が、にこやかに握手をされているのを見るに、平和って良いなぁ!と思うのです。
「来年の話を言うと、鬼が笑う」と言いますね。まだ今年になったばかりですし、来年の話などありません。じゃぁ「去年の話を言うと、鬼は泣く」んでしょうか?
昨年、寒い日でした。私は死にかけたのです。正月そうそう縁起でもない話ですが、今、生きているから書けるのです。
簡単な話ですが、少し背景を書かなければ、説明しにくいのです。
私は、このブログを赤坂のオフィスで書いています。私の住まいからは、バスに乗り新橋駅で1回乗り換えるだけ便利な場所です。地下鉄でも1回乗り換えれば通えますし、時間的には、その方が早いのですが、70歳を過ぎると都内全域どこの会社のバスでも使用可能なシルバーパスが買えるのです。専業主婦などは年間のパスを(1000円+税)で買えますが、会社勤めをしていて厚生年金の人などは(20000円+税)を支払わなければなりません。ただ、都営の地下鉄などにも乗れますから、私など、3ヶ月でもとが取れます。
私の住まいの目の前に新橋行きのバス停があります。乗ると直ぐに大きな橋を渡ります。東京湾の河口に架かった橋からは、左に大きなお台場の観覧車、レインボーブリッジ、東京タワーが見えます。右には、東京スカイツリーが見えるのです。バスは、もんじゃ焼で有名な月島を通り、佃煮の名前の由来となった佃島を通り、勝鬨橋を渡り、旧築地市場を左に観て、直ぐに右手に歌舞伎座、銀座四丁目の交差点を渡り、『君の名は』の舞台 数寄屋橋を左折します。『君の名は』と言ってもアニメでは無く、昔の名画です。そして、新橋で渋谷行きのバスに乗り換えます。そのバスは、日比谷公園裏から首相官邸のある交差点を左折して六本木の交差点を目指します。住まいからオフィスまで、東京観光の“はとバス”に乗っている気分です。
それは、帰りでした。住まいの前の停留所で降りました。通勤時間なので、大通りを渡る横断歩道には沢山の人が青信号になるのを待っていました。自転車に乗った女性は、青になる直前に飛び出します。人が動きだしました。そこに、橋を下ってきた軽自動車がブレーキも踏まず飛び込んで来たのです。老人の運転の!